整体で足裏の痛みは改善が期待できる?足底筋膜炎の原因・セルフケア・整体でできることを院長が解説②

足底筋膜炎

朝起きたときの一歩目が痛い、長く歩くと足裏がつらい、立ち仕事を続けるのが苦痛になる。このような症状は、足底筋膜炎が関係している可能性があります。

足底筋膜炎は足裏だけに原因があると思われがちですが、実際には歩き方や姿勢、筋肉の硬さ、骨盤や股関節の動きなど、身体全体のバランスが影響していることも少なくありません。そのため、痛みのある場所だけをケアしても、なかなか改善しないケースがあります。

この記事では、足底筋膜炎の原因や症状、病院・整骨院・整体院の違い、自宅でできるセルフケア、そして当院で行っている神経整体によるアプローチについて詳しくご紹介します。

「何をしても足裏の痛みが良くならない」「できるだけ再発を防ぎたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

病院・整形外科・整骨院・整体院の違い

足裏が痛いと、「整形外科に行くべき?」「整体でもいいの?」と迷われる方は少なくありません。それぞれの施設には役割があり、得意とする分野も異なります。症状や目的に合わせて適切な施設を選ぶことで、より安心して改善を目指すことができます。

整形外科を受診した方がよい症状

強い痛みや急な症状が現れた場合は、まず整形外科を受診することをおすすめします。

整形外科ではレントゲンやMRI、超音波検査などを用いて、骨折や疲労骨折、腫瘍、感染症など重大な病気が隠れていないかを確認できます。まず病気の有無を判断することが大切です。

転倒してから歩けないほど痛い場合や、足が大きく腫れている、熱を持っている、しびれを伴う場合などは、自己判断せず早めに整形外科を受診しましょう。糖尿病など持病がある方も、医療機関で相談することをおすすめします。

足底筋膜炎と思っていても別の病気が隠れていることがあります。気になる症状がある場合は、まず整形外科で診断を受けることが安心につながります。

整骨院と整体院の違い

整骨院と整体院は似ているように見えますが、役割や施術の目的が異なります。

整骨院では柔道整復師という国家資格を持つ施術者が、捻挫や打撲、肉離れなど急性のケガに対応します。一方、整体院は慢性的な不調や身体のバランスを整えることを目的として施術を行います。

スポーツ中に足首をひねった場合は整骨院が適しています。一方で、何か月も続く足裏の痛みや歩き方のクセ、姿勢の乱れが気になる場合は、整体院で身体全体を見てもらうという選択肢があります。

どちらが良い・悪いではなく、ご自身の症状や目的に合わせて選ぶことが大切です。

保険が使えるケース・使えないケース

足底筋膜炎では、必ずしも健康保険が使えるわけではありません。

整骨院で健康保険が適用されるのは、急性または亜急性の外傷と判断される場合が基本です。慢性的な痛みや疲労の蓄積による症状は保険適用外になることがあります。また、整体院は健康保険の対象外です。

朝起きると足裏が痛い状態が何か月も続いている場合は、保険ではなく自費施術になるケースがほとんどです。受診前に料金や保険適用について確認しておくと安心です。

保険の有無だけで施設を選ぶのではなく、自分の症状に合った施術を受けられるかという視点も大切にしましょう。

自宅でできる足底筋膜炎のセルフケア

整体の効果を長く維持するためには、自宅でのセルフケアも欠かせません。ただし、痛みが強い時期と症状が落ち着いてきた時期では行う内容が異なります。無理をせず、ご自身の状態に合わせて取り入れていきましょう。

足裏をやさしくほぐすセルフケア

足裏は強く押すのではなく、やさしく動かすことを意識しましょう。

痛みがある部分を強く刺激すると、かえって炎症を悪化させることがあります。血流を促し、筋肉の緊張をやわらげる程度の優しい刺激がおすすめです。

イスに座った状態で足裏を軽くさすったり、テニスボールやゴルフボールをゆっくり転がしたりすると、無理なく筋肉をほぐすことができます。痛みが強くなる場合はすぐに中止しましょう。

セルフケアは「気持ちいい」と感じる程度が目安です。痛みを我慢して行う必要はありません。

ふくらはぎのストレッチ

足底筋膜炎では、ふくらはぎの柔軟性を高めることが大切です。

ふくらはぎの筋肉やアキレス腱は足底筋膜とつながっています。そのため筋肉が硬いと足裏も引っ張られ、歩くたびに負担が増えてしまいます。

壁に両手をつき、片足を後ろへ引いてかかとを床につけたままやさしく20〜30秒伸ばします。左右それぞれ数回行うだけでも、足首の動きがスムーズになりやすくなります。

毎日少しずつ続けることで、足裏への負担軽減や再発予防につながります。

インソールと靴選びのポイント

足に合った靴を選ぶことは、足底筋膜炎の改善をサポートします。

クッション性が少ない靴やサイズが合わない靴では、歩くたびに足底筋膜へ大きな負担がかかります。インソールを活用することで衝撃を和らげられる場合もあります。

かかとが安定し、足幅に合ったウォーキングシューズを選ぶことがおすすめです。また、市販のインソールでも足に合えば歩きやすさが変わることがあります。

靴やインソールは「人気だから」ではなく、自分の足に合うものを選ぶことが大切です。

歩き方で気を付けたいこと

痛みをかばい続ける歩き方は、症状を長引かせる原因になります。

足裏が痛いと無意識に体重を逃がす歩き方になります。その状態が続くと膝や股関節、腰にも負担が広がり、新たな痛みにつながることがあります。

歩幅を無理に大きくせず、身体の真下へ自然に足を着くことを意識すると、足裏への衝撃を減らしやすくなります。

痛みだけを見るのではなく、歩き方そのものを見直すことが、改善への近道になります。

当院で行っている足底筋膜炎への施術

バンバンの整体では、足裏だけを施術することはありません。足裏の痛みは身体全体のバランスの乱れによって起こることも多いため、姿勢や歩き方、神経の働きまで確認しながら、一人ひとりに合わせた施術を行っています。

足底筋膜炎に対しての施術2

神経整体による身体のバランス調整

整体で足底筋膜炎にアプローチできる理由

当院では、神経整体によって身体全体のバランスを整えることを大切にしています。

身体は神経の働きによって動いています。その働きがうまく伝わらないと、一部の筋肉に負担が集中し、足裏にも余計な力がかかることがあります。

足裏を強く押さなくても、股関節や骨盤、背骨の動きが改善することで歩きやすくなり、足裏への負担が軽くなるケースも少なくありません。

神経整体では、身体が本来持つ自然な動きを引き出し、足裏への負担軽減を目指します。

歩きやすい身体づくり

痛みを繰り返さないためには、歩きやすい身体をつくることが重要です。

施術で痛みが軽くなっても、歩き方や身体の使い方が変わらなければ再び同じ場所へ負担がかかってしまいます。

当院では施術後に歩行を確認し、必要に応じて体重移動や姿勢のアドバイスも行っています。「歩くのが楽になった」「旅行へ行けるようになった」という喜びの声もいただいています。

毎日の歩き方が変わることは、足底筋膜炎の再発予防にもつながります。

ご自宅で続けられるセルフケア指導

施術と同じくらい、ご自宅でのセルフケアも大切にしています。

整体を受ける時間よりも、日常生活を過ごす時間の方が圧倒的に長いためです。毎日の習慣が身体の状態を大きく左右します。

当院では、その方の身体の状態に合わせてストレッチや歩き方、立ち方などを無理なく続けられる内容でお伝えしています。「これなら続けられる」と感じていただけることを大切にしています。

施術とセルフケアを組み合わせることで、より快適に歩ける身体づくりを目指していきます。

前回の記事はこちら→

次回は「よくある質問」にお答えしていきます。
(第3回につづく)

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